日時:2022年10月16日(日)9:00~10:30
会場:カモシカ書店(大分市)
参加者:6名
案内人のカオリです。第128回・BunDoku読書会をカモシカ書店で開催しました!
課題図書は、2016年の芥川賞受賞作、村田沙耶香『コンビニ人間』でした。
「社会の歯車になること、個性を消すことは決して悪ではないと肯定された気がする」
「女性特有の結婚や出産に対する周囲からの圧力(マウント)の描写がリアルだ」
「主人公が普通ではないと描写されているが他の登場人物も主人公以上にクセが強い」
などなど休憩時間も議論が続き、あっという間の1時間でした。
結末の解釈や登場人物の好き嫌いが参加者ごとに違ったり皆さんの感想を聞くのがとても楽しかったです。
個性とは?ジェンダーとは?と読書会が終わった後皆さんの解釈を思い出しながら、村田さんの『地球星人』も読んでしまいました。(こちらも強烈な作品だったことをご報告いたします)
ご参加いただいた皆さま、貴重な時間をありがとうございました!
次回は、11月20日(日)午前9時からバレイショテンで開催します。課題図書は、村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』です。皆さまのご参加を待ちしております!