日時：2022年8月21日（日）9:00～10:30
会場：バレイショテン（大分市）
参加者：10名
事務局の江藤です。第127回・BunDoku読書会を開催しました！コロナ禍による活動休止からの復活第2回となる今回は、バレイショテンでの初開催となりました。
課題図書は、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』。もともとは1996年に翻訳された本ですが、昨年9月に新潮文庫に入ったということで取りあげてみました。
「エッセイだけど大叔母と大甥の関係性が児童文学的だ」「子育てとは生き直すことではないか」「センス・オブ・ワンダーといえばSF」など、面白い話がたくさん聞けました。
本書は「（自然の）神秘さや不思議さに目を見張る感性」をセンス・オブ・ワンダーと呼んでいますが、人工的なものでも可能なんじゃないかと思いました。文芸や美術、音響や映像に触れることで、何か大きなものへの畏敬の念が生じることってありますよね。
バレイショテンの後藤さんをはじめ、ご参加いただいた皆さま、楽しい時間をありがとうございました！
次回は、10月16日（日）午前9時からカモシカ書店で開催します。課題図書は、村田沙耶香『コンビニ人間』です。皆さまのご参加を待ちしております！
