第106回・年忘れBunDoku

 

日 時:2018年12月15日(土)18:30~20:00(読書会)+20:00~21:40(忘年会)

会 場:レンタルスペースTo-tA(大分市中央町)

参加者:21名

 

案内人のチカです。第106回・年忘れBunDokuを開催しました。

 

会場はwazawazaビル最上階のレンタルスペースTo-tAで、年末恒例のBunDokuバトル&忘年会を行いました。初参加者1名をお迎えして計21名での開催でした。

 

いつの間にか開催回数は100回を越え、参加人数は500名を越えましたが、いまだに初参加の方がいらっしゃるというのは嬉しい限りです。

 

今回はみなさんに今年のイチオシの一冊を持ってきていただきましたので、選ぶ方も大変でした。とても悩ましい選択でしたが、バトル第一段階での投票で選ばれた各テーブル代表本は以下の4冊でした。

 

1:『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里

2:『ホモ・デウス』ユヴァル・ノア・ハラリ

3:『それしかないわけないでしょう』ヨシタケシンスケ

4:『全体主義の起原』ハンナ・アーレント

 

代表者それぞれが熱のこもったプレゼンでしたが、激戦の末見事2018年BunDokuバトルを制したのは…『全体主義の起原』!おめでとうございます!

 

代表に選ばれた4冊は「良き未来にするために、自分の頭で考え続けること」「思考を停止しないこと」の大切さがテーマのひとつになっているという点で共通していたように思います。

 

チャンプ本に選ばれた『全体主義の起原』は、トランプ政権発足後のアメリカでベストセラーになったそうですよ!この機会に手にとってみてはいかがでしょうか?

 

さて、2018年のBunDokuはカモシカ書店を活動拠点にさせていただきながら、様々な新しい試みにチャレンジした1年でした。

 

スタバでの「平日読書会」、1時間本を読むだけの「カモシカ書店読書部」、佐伯市在住のミニマリストやまぐちせいこさんのお宅での読書会や、高山活版室様での読書会&ワークショップ、「村上春樹会」などなど、たくさんの方々のご厚意に支えられて企画開催をする事ができました。協力していただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

皆さんがBunDokuを居心地の良い場所と感じて下さって、どんどん参加して下さると嬉しいです。そして皆さんのサードプレイスとしても活用していただければ幸いです。哲学カフェも合わせて、2019年も引き続きBunDokuをよろしくお願いします。

 

なお、今回の読書会で紹介された本はブクログの「BunDokuの本棚」に登録されています。ぜひご覧下さい。→2018年12月年忘れ読書会の本