第50回・BunDoku哲学カフェ

 

テーマ:「パワハラとはなにか」

日 時:2018年11月17日(土)19:30〜21:45

会 場:ホルトホール(大分市)

参加者:13名

 

 

ファシリテーターのシミズです。

 

第50回目!のBunDoku哲学カフェを開催いたしました。今回は初参加者合わせて13名の方々にお集まりいただきました。たいへんありがとうございました。

 

今回のテーマは、現在スポーツ界などでよく取りざたされている「パワハラ」についてみなさんと対話しました。

 

パワハラには、指導と傷害などの法に触れる行為の間に大きなグレーゾーンがあって、そこをどのように捉えるのか、各人各様でした。本人がパワハラの被害者だと認識していても第三者的に見ればそうでないケースもあれば、その逆も有り得て、客観的な定義も難しい。相撲界やプロレス、自衛隊など、また職人の世界など伝統性、身体性に根ざした分野ではパワハラ上等の世界でそれにも理由があるので、一概に否定するのもどうかという意見も。

 

全世代にわたる「正しさ」が見出しにくい時代ゆえ、パワハラの告発が増えているのではないのかと。パワハラを問うことはそのまま指導や教育を問うことにつながって、最後にはパワハラとはなんなのか、よくわからなくなったという意見が多く聞かれ終了となりました。

 

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。